住宅ローン審査に落ちた。。。理由って?
住宅を探し始めて、せっかく気に入る物件が見つかったのに住宅ローン審査で落ちた。。。(T_T)
ここ最近は、このようなご相談をしばしば耳にするようになりました。
不動産の取引価格が高くなったことも1つの理由としてはありますが、それだけではありません。
住宅を購入する方の99%くらいの方は、住宅ローンを利用されています。
残りの1%くらいの方は現金で購入されるので、現金購入の方にとっては無関係なお話になります。
さて、本題の『住宅ローンに落ちる理由』をご説明します。
大きく2つに分かれます。
①ご収入状況とお借入希望額が合わない
②カード利用状況やローン(車や携帯端末など)支払い状況が悪い
ちなみに、住宅ローンの審査を依頼した金融機関に「どうして落ちたのでしょうか?」と質問をしても、
「総合的に判断した結果です」としか回答いただけません。
理由は、守秘義務だったり、審査の内容は社外秘だったりします。
かくいう私も、住宅ローンの審査に何度も落ちた経験をしているので、一般利用者としての経験を踏まえて記載します。
①②をもう少し詳しくご説明します。
【①ご収入状況とお借入希望額が合わない】ケース
ポイントは大きく3つほどあります。
●住宅ローンの審査は、たぶんみなさんが思っているよりも厳しめの審査をされています。
○銀行とはいえ、うん千万円の金額をアカの他人に貸すわけですので、長期間にわたって信頼のおける方にしか貸し出しません。
○もっと簡単に言うと、友だちや同僚に『家買いたいから1,000万円貸して?』と言われて、貸せる人はなかなかいないと思います。
○では、どこが厳しいのかというと...
●具体的には、収入の35%前後以内であれば、返済に困らないですよね?という前提で審査をされています。
○35%の中には、これから借入予定の住宅ローン・カーローン・携帯端末の割賦払・リボ払・クレジットカードローン・・・など分割で支払っているものほぼすべてが含まれます。
○これを返済比率といい、審査機関により数値や考え方が異なります。
●金融機関の定める返済比率以内の金額でないと、否決(融資不可)や減額(借入希望額よりも低い金額)の回答となってしまいます。
【②カード利用状況やローン(車や携帯端末など)支払い状況が悪い】ケース
こちらのポイントは大きく4つほど。
●毎月のクレジットカードやローンの引落しが、引落日に支払ができていない場合。
○登録口座の残高不足や、登録口座の変更忘れなどで発生します。
●支払不可の状態が、基準日より61日(2か月)以上経過してしまっている場合。
○こちらは、いわゆるブラックリストに登録されてしまう可能性が高いです。
●カードやローンの利用状況や支払状況は、個人信用情報機関に蓄積されています。
○住宅ローンやクレジットカードなどの審査は、こちらの情報を元に審査をされている場合が多いです。
●これまでにクレジットカードやローンの利用をしたことがない方は、個人信用情報の履歴がありません。
○じゃ、カードやローンは使っていない方が良いのかといえば、そうではありません。審査をする側にとっては、お金の使い方に信用できるか信用できないかの判断がつかないのです。
○上記4つは代表的な一例を記載しましたが、それがあるからダメというわけではありません。あくまで一例です。
住宅ローンは、住宅を購入するほぼすべての人が利用しているので、簡単な審査でしょ?と思われる方もいるかもしれませんが、案外ハードルは高めに設定されていると思っていただいた方が誤解がないと思います。
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